後期高齢者医療制度を長寿医療制度に名称変更

厚生労働省は4月1日、この日から開始されたばかりの「後期高齢者医療制度」の名称を「長寿医療制度」に変更すると発表した。

変更となったのは、「75歳以上を後期高齢者と呼ぶのは失礼」などといった世論の批判を受けて、福田康夫首相が変更を指示した。メディアやテレビでの街頭インタビューでは、あるお年寄りは、「後期高齢者というのはもうすぐ逝っちゃうって意味でしょ」と怪訝な顔をしていた。(それも納得である)

それでなくても後期高齢者医療制度に関しては、高齢者からは負担増を心配する不満が多く、少しでもこのような批判をかわす目的ではないだろうか。

また、後期高齢者医療制度を運営する全国の広域連合からは「どちらの名称を使えばよいのか」といった問い合わせが厚生労働省に寄せられ、現場での混乱が広がっていることも明らかになった。

それに対して厚生労働省の水田邦雄保険局長の返答はというと・・・

「『長寿医療制度』は愛称で、制度のPRをするためのものだ」といかにも苦し紛れの弁明。


― 厚労省によると、「長寿医療制度」はあくまで通称で、公式文書などには引き続き「後期高齢者医療制度」も使用するという。ただ「突然の上からの指示だったので、使用基準は決めていない」(幹部)というドタバタぶり。

後期高齢者医療制度については、3月には2億5000万円もかけて政府公報を配布したばかり。あまりに場当たり的な対応に、野党は反発を強めている。―

しょっぱなからこれでは、どうなることやらである。

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